地元・千葉のこともっとよく知ってみよう。 落花生編
千葉の名産品でもある落花生。なんと国内シェアの8割は千葉県産!
しかし、国内で消費される落花生の9割は外国産なんだとか。
価格の安い外国産におされ、千葉県でも年々落花生の生産量が落ちてきています。
落花生は大切にしていきたい地元の名産品のひとつ。もっと落花生のことを知って、千葉県産の落花生を応援していきましょう。
千葉県落花生の歴史とは?
元々日本では沖縄で栽培が盛んだった落花生。
千葉県では明治9年に山武市で試作が始まりました。
その後、八街市で干ばつなどの悪条件に強く、安定した収穫ができる品種が中国より入ってきたことにより、栽培面積が増えていったそうです。
現在主流の「千葉半立」という品種が昭和27年に生まれ、千葉県だけでなく全国へと広まっていきました。
こんなに多彩!千葉で栽培されている落花生の種類
千葉では5種類の落花生が栽培されています。
最も多く栽培されている「千葉半立」は、煎って食べるのに向いている落花生。
その他には、あっさりとした甘みが特徴の「ナカテユタカ」、茹で落花生にむいている「郷の香(さとのか)」、甘みが強くやわらかな「おおまさり」、Pを超えた美味しさを意味する「Qなっつ」
それぞれの品種で味の違いが楽しめますから、食べ比べするのも楽しそうですね。
栄養満点!ダイエットにも?
落花生が美味しいのは知っているけれど、カロリーが気になるのよね。という人も多いのでは?
確かに落花生はカロリーが高い食べ物です。しかし、落花生は栄養満点!
落花生に含まれる脂質には、動脈硬化を予防するオレイン酸とリノール酸を含んでいます。ですから、太りにくく体に必要な良質な脂質といえそう。
そのうえ、最近の研究では血糖値の急上昇を防ぐ効果もあるのではないか、といわれています。糖質オフダイエットの味方ともなってくれそうですね。
さらに、アンチエイジングにも効果的なビタミンEも豊富。食べ過ぎなければダイエットと美容の強い味方となってくれるのです。
また、二日酔いを防止してくれるナイアシンもあるので、お酒のおつまみに落花生はとても理にかなっているのです。
見逃せない落花生スイーツ♡
煎った落花生や茹でた落花生の美味しさはもちろんのこと、見逃せないのが千葉県産の落花生を使用したスイーツですよね♪
まず外せないのは、ピーナッツバター!トーストやクラッカーにたっぷり塗っていただくと幸せな気分に♡フルーツを添えるとさらに美味しくいただけますよ♪
次に押さえておきたいのが、落花生甘納豆♪甘納豆といえば小豆やインゲンマメなどが主ですが最近は落花生を甘納豆風に仕上げた和菓子が人気!
子どもを中心に人気なのが、落花生を使ったソフトクリーム♡ミルクの豊かな風味と落花生の香ばしさの組み合わせはクセになる人続出中です!
お土産にも最適な落花生のパイなどもありますから、自分好みを探してみましょう。
大津屋 ピーナッツ店
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お料理にも使ってみよう!
そのまま食べても美味しい落花生。お料理にも気軽に使ってみましょう♪
ノンシュガータイプのピーナッツバターにお醤油を適量加え、茹でた野菜と合えれば
美味しいピーナッツ和えの完成!なにかもう一品欲しいな、という時に重宝しそう。
また、カレーの隠し味にピーナッツペーストを加えるとコクが出てより美味しくなるのだとか。
さらに本格的にタンタンメンを作るときにも、ピーナッツペーストは必要不可欠。
お家にひと瓶あるとなにかと重宝しますよ♪
生の落花生なら、おこわ風の炊き込みご飯にしても美味しいですし、いつもの煮物に加えてもまた新たな魅力に気付けるかも。
知らないことも多い地元特産の落花生。大切にしていきたい特産品のひとつですよね。
これからもますます発展していくためにも、まずは地元である私たちの応援は不可欠!美味しく食べて応援していきましょう!